楽しみ、楽しませ、ほんのちょっと楽になる

Vol.1231ハタラクさんの毎日

Vol.1231ハタラクさんの毎日 受け入れるまで、4

2018.05.04

友人が教えてくれた、
自分の人生は自分の意思で生きる。
わたしはそう感じ、あることを決めました。

友人の死を悲しむのは葬儀までで、終わりにする。

お通夜に参列し、思い切り悲しみました。
これ以上でないくらい涙を流しました。
悲しすぎてあまり人といたくなくてひとりで過ごしました。

翌日、葬儀に参列し、友人と最後のお別れ。
「ありがとう。本当にお疲れさまでした。
大事なことに気づかせてくれてありがとう。
残りの自分の人生、自分の思いを大切にして
生きていきます。
これはわたしが自分の人生を
自分の意思で生きていいんだよという
ラストメッセージかもしれないですね。
ありがとう、本当にありがとう。また会おうね」
そう伝えました。

受け入れるまでに時間はかかったけれど、
今はもう大丈夫です。
友人が背中を押してくれました。

精神的に自立します。
自分のしたいこと、やりたいことをします。
楽しいこと、楽しい時間をすごし、
主体性をもちます。
自分が幸せになることを許します。

これは決意表明。
今まで何度もしてきたけれど
新たな決意表明です。
友人がこれからも続けたかったであろう人生を思うと、
躊躇なんてしていられません。

ありがとう。



今世ではお別れだけど、また会えることを知っている。
だからまたそのときまで。
本当に本当にありがとう。
また会おうね!

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

Back Number

その他のバックナンバー

ページトップ