Vol.2239ハタラクさんの毎日 子ども、船を漕ぐ。
2021.02.05
祖父がオルゴール職人でした。
仕事は自宅の作業場で、
朝早くから夜遅くまで
毎日黙々と仕事をしていた祖父。
完成したオルゴールを磨いたり、
梱包したりを、祖母と母が
担当していた記憶があります。
時々、祖母がこっくりこっくりと
船を漕いでいました。
あの平和で長閑な光景は
鮮明に覚えています。
最近、スーパーに行った時のこと。
1歳ぐらいの男子がベビーカーに乗って
ものすごい船を漕いでいました。
ベビーカーから落ちるのではないかと思うほどの
それはそれは大きくて見事な漕ぎっぷり。
それを見て、祖母を思い出したわけでです。
船を漕ぐ、大好きな言い回しです。
会社勤めのとき、深夜まで働いて
電車の中で立ちながら船漕いで、
がくんと、よくなっていたものだす。
Relax & Enjoy♡