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Vol.33暇と毒

Vol.33暇と毒 求めすぎず、受け入れる。

2016.07.26

みなさん、こんにちは。植松晃士です。
 
日々思うことっていろいろありますよね。
僕はお仕事柄、たくさんのタイプの方々にお会いします。
楽しいなーと思うこともあれば、ストレスを感じることもあります。
今回は、僕が考えたストレス解消法をお教えしますね。
 
 
前回もお話したんですけど、NHKの番組によると
「ストレスは免疫力を下げて病気にかかるリスクを高める」そうなんです。
でも、この現代社会においてストレスのない人なんているかしら? 
どんな些細なことでもストレスって発生すると思うんです。
 
例えば、女子たちの会話で「××君、ちょっといいと思わない?」と1人が言ったとするでしょ。
「そうだよね?。××君の○○ってなんかいいよねぇ!」
なんて応えてくれて話が盛り上がるのを期待するじゃない? 
ところが「そうかなぁ」なんて否定的で、一言で終わったりすると、もうそれだけでもストレス(笑)! 
というか、自分が求めていた答えじゃなかったりするだけじゃなく、
彼女の意地悪というか、他人の感情をまどわせるような物言いにストレスを覚えるのよー!
 
また会社においては、お願いした仕事ができていなかったり、
クライアントとうまくいかなかったり、上司に叱られたりなど、
いろいろなシーンでストレスを感じることがあるでしょう。
そのストレスをどう解消したらいいのか? 
これは誰にとっても大切なことだと思ってます。
 
もちろん、人それぞれ方法はあると思うけど、僕はね、ふと考えたんです
。「すべてにおいて求めすぎない」。「人間のタイプが違うんだから、求めず受け入れる」。ということ。
それが、イライラというかストレスを少しでも緩和してくれる方法じゃないか、と。
 
自分が思う100パーセントを他人が100パーセントで返すことなんてほぼあり得ないんだから、
求めすぎてはいけないんだな、と。
もちろん100パーセント近く返してくれる神対応の人もいますけどね。
それはすでに人ではなく「神」なんだよねぇ。
僕に対してだけじゃなく、誰にとっても人間としての質が高くて、
そういう対応ができる方なんだと思うんです。
あるいは相当なご縁がある方でしょうね。
 
人間のタイプが違う、というのは優劣ではなく、単純に違う世界にいるんだなと。
ゴミでも分別するでしょ。燃えるゴミ、燃えないゴミ、生ゴミって。
そういう感覚に近い(笑)。処理も違うでしょ。
ま、どのゴミでもゴミはイヤだけどねぇ(苦笑)。ちょっと、例えが悪かったかしらー。
 
 
つまり、オフィスでも友達の間でもいろいろな種類の人間が共存している状態。
友達は選べるから、求めるものが同じような人を選べばいいのかもしれないけれど、
社会となるとそうはいかないでしょ。共存がまぎれもない現実にあるから、
そこで「受け入れる」という選択が必要になってくるんです。
 
受け入れることを間違えたりすると、世の中でニュースになっている民事裁判、
それがエスカレートすると刑事裁判のようなことになってしまうと思うんです。
イライラやストレスがたまって、こちらの求めるものに応じなかったから事件になった、みたいな。

それぞれが「求めすぎない」「受け入れる」ということを考えれば、もう少し幸福なのではないかしら? 
なんてことを、テレビのニュースを見ながら、半世紀近く生きてきて思った次第です。
 
では、また次回お会いしましょう!!

Writer Profile

植松晃士
植松晃士Koji Uematsu

アタッシェ・ドゥ・プレス(※)
ファッションプロデューサー
株式会社ヘルメット/株式会社アンソニーレッド 代表取締役
数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

※アタッシェ・ドゥ・プレス
ファッションブランド、ジュエリー、コスメ、ファッションビルなどのPRを手がけるほか、ブランドのPR、ブランドディレクション、企画アドバイス、イベント企画・運営などを行います

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