Vol.35暇と毒 おブスの自覚。
2016.08.23
みなさん、こんにちは。植松晃士です。どうしたの? というくらい梅雨明けが遅く、じめじめとした毎日で、
しかも台風も次々に発生していますが、気持ちだけは晴れ晴れといきたいものですねー。
さて前回は怖いお話をさせていただきましたが、今回もちょっと怖い系のお話。
タイトルは「おブスの自覚」!
社会生活を営むにおいて、「会話」というのは重要なファクターです。
会話とは、読んで字のごとく会って話すもの。
個人的には、相手の人の話を受け取って、時には膨らまし、時には疑問にし、時には賛同し、
時には否定しながらキャッチボールを楽しむものだと思っています。
相手が何を言いたいのか、どう思っているのか、どうしたいのか。
お互いにそれを模索するためのツールが「会話」じゃないかな、と。
でもね、時折「会話のセンス、ないわー!」と思う人っているんですよねぇ。
先日も、そういうシーンを目の当たりにしました。
2人で、とあるレストランへお食事に行きました。
座った隣のテーブルに、たまたま知り合いがいて「あらー!」ということになりました。
で、知り合いのほうには連れが2人。とりあえず知り合いのと二言三言会話をするじゃないですか。
それから、お互いに同席している方も含めて自己紹介などを兼ねて、会話の流れが進むわけですよね。
結局5人で会話が弾む感じになるわけです。
あるテーマでわいわい話していると、その中の1人が話をかぶせてくる。
そのテーマを膨らませるという意味でかぶせてくる、のっかるならいいんですが、
なんとこの場合「さえぎる」という恐ろしい行為だったんです!
もちろんその他4人が「え?」となりますよね。いきなり違うテーマでさえぎられたんですから。
とはいえ、大人ですから会話を続けるために、そちらの違うテーマに移行するわけですよ。
すると、またさえぎるように違うテーマで「それでね」と始まる・・・・・・。これが3回連続。
自分で話題を変えたはずなのに、そこにかぶせて話題を変えるって???
話したいことが山のようにあるのかもしれないけれど、アテンションプリーズ系の自分の話を中心にして!
っていう女王様気質かもしれないけれど、最初にお話したように会話はキャッチボール。
相手の話を踏まえての延長線上にないと会話にならないんです。
ボールがどこに飛んでいくかわからない人がいると、つまりは会話がブツ切れになってしまうでしょ?
みんなといるのに1人だけ違うことをするって、幼稚園生でも注意されること。
コミュニケーションがとれないというのは、社会性の欠落だと思うんです。
案の定、まわりの4人は「あーあ。また始まった・・・・・・」的な感じになっちゃった。
会話は、目に見えない知性だの人柄だの教養だの、
優しさやかわいらしさだのをかもし出すツールでもあるの。
会話のキャッチボールを乱すってことは会話のセンスがない!
そういう人は、せめて黙っててほしい。黙っていることが最大の防御になるはずなんです。
だって、合コンでも、フタを空けてみると盛り上げ役だった子じゃなく、
寡黙だった男子がすべて持ってくってことが多いじゃない?
黙っていると知的に見えるし、ミステリアスな感じがするのかも。
まずは、会話がうまく回ってないと感じたら自分のせいかも? と自覚すること。
自覚したらミステリアスガール!! になること。といえばキャッツアイね(古くてごめんあそばせぇ)。
黙っていることで会話が盛り上がったら成功。
おブスなりに自覚できれば、それはそれで処世術を身につけられたんだから、めでたし、めでたし!
では、また次回お会いしましょう。