Vol.47暇と毒 好印象のポイント
2017.02.21
みなさん、こんにちは。植松晃士です。そろそろ年度末を迎える頃ですね。前回お話したキャリアですが、みなさんが1歩ずつ内容を充実させて成長することをお祈りしてます。
そのキャリアの充実に役立つのが「好印象のポイント」。すごく簡単なことなのに、意外にもできていない大人が多いのも事実。
これからお話しますが、読んで「あっ!」と思ったらすぐに改善してくださいね。
まずは、相手への言葉づかい。
僕もよく外で打ち合わせをすることがあります。ホテルのラウンジだったり、コーヒーショップだったり。
その際に「この人はどういう人だろう」という判断のひとつになるのが、オーダーの仕方!
僕にはすごく丁寧な言葉づかいで親切そうだったのに、ウエイトレスには「コーヒー」とぞんざいな言い方。
あるいは、女性らしくて品がいいと感じていたのに「あたし、コーヒーでいいです」。
言い方ひとつで、人の印象が変わるってすごいことじゃない?
オーダーする時に「コーヒーをお願いします」「コーヒーをください」と言える人は、相手が誰であっても真摯に行動できる人じゃないかな、と思います。
また、オーダーを取りに来た人の顔を見てオーダーする人も好印象。
例えば、海外では給仕する人に丁寧すぎるのはよくないということがありますが、日本ではそういう風習はないでしょ。
サービスしてくれる人=見下していい、ということではありません。
そういうのを見ていると、会社で虐げられているオヤジが発散しているような図式を思い浮かべて、健やかな気分になれないんですよねぇ・・・・・・。
それから、タクシーのドライバーに対する言葉づかい。
これまた横柄な人がいますよね。
「自分はお客」という意識が高いのはわかるけど、立場が強いというのと、偉いというのを履き違えている気がする。
そういうささいなところで、人間としての質が見え隠れするんじゃないかしら。
ちょっと前に、子どもが泣いて機内がうるさいという論争があったけど、うるさいなら飛行機をチャーターすれば? と思う。
全員が同じ立場のお客なんだから、不愉快なら文句を言う前に自分が快適になるような工夫をすればいいのに。
とはいえ、難しい問題ですけどね。とにかく、言葉づかいや態度でその人となりが見えるんです。気をつけましょ。
もうひとつ、僕は80歳くらいのおばあちゃまから「ありがとうを言いなさい」と教えられました。
身近な人にでも「ありがとう」を言う。なかなかできていない人が多いんじゃない?
僕は会社のスタッフが何かしてくれたら「ありがとう」とちゃんと伝えるように心がけています。
そして、お仕事先の方々には、おじぎも深々と長くすることも教えられました。
挨拶がちゃんとできるかどうか、も人間の質に関わるよね。それは引いてはキャリアの充実にもつながると思います。
弱い人に限って逆ギレしたり、強く見せようと威張ったりするもの。
偉くないから偉く見せたいんだろうけど、偉いかどうかは自分が決めるんじゃなくて、まわりの人が判断するもの。
自分の価値を自分で決めても始まらない。
周囲が認めてくれることで、自分の価値が上下するんだもの。
そのためには、小さなことでもきちんとできていることが大切。
どんなにキャリアが長くても、横柄だったり不親切だったら周囲から孤立してしまうから、ご注意ぃー!
では、また次回お会いしましょう!!