Vol.91暇と毒 ハッピーホリデー?
2018.12.31
みなさん、こんにちは。植松晃士です。いよいよ平成最後の年末年始ですねー。
新元号となる1年の始まりね。新年号元年と言うのかしら。
何か思うことありますか? と皆さんにお聞きしたいところですが、
昭和時代の年末も体験している身としては、
特にスペクタクルな感じまではいかないかなぁー。
ただ、個人的には幼い頃からずーっと拝見していた皇太子様が天皇になられる、
という感動はありますね。そこは、すごく感慨深い。
エレガント好きとしては、所作とかお言葉とかにも敬意を表します。
子どもの頃から毎週毎週「皇室アルバム」見ているものー。
閑話休題。
1年の終わりということで、平成時代はどうだったかしら?
世間的に平成を表すキーワードを挙げるとすると、ITやファストファッション、
美容バブル、ゆとり世代あたり? 後半は「働き方改革」なんてのも出てきたわねー。
副業やフリーランスを応援しようみたいな話が聞こえてきたよね。
お仕事がら、僕もフリーランスの方々をたくさん存じ上げてますが、
複数のお仕事を掛け持ちすることがどれだけ大変かというのを
自覚しているのかな? と疑問を持ってしまう人もいるんですよねー。
例えば、取引先においては、その人がほかのお仕事もやっているということは関係なくて、
その人が言ったことは100パーセント、それ以上のパーセンテージで
結果を望むわけでしょ。で、それを果たしてできているの?
と思っちゃう人もいるんです。きっとフリーランスになる前、
その人が会社にいた頃は、まわりの人々が仕事の穴とかをカバーしてくれるだろうし、
適材適所に配置されているだろうからなんとかできたものの、
そんな人がフリーランスになって自分1人で仕事を全うできるのか?
と思っちゃうんです。
実際、フリーランスの方が取引先の会社の若い人をアシスタントのように使っている、
という事例を知っているしね。ちょっと失礼でしょ?
資料を先方に送っておいてとか、自分は出先だから急ぎのメールをクライアントに
転送しといてとか、クライアントに提出する文章の添削とか。
そんなことされると、その会社の人の手間が増えてしまって、
本業ができなくなるってことでしょ。そういうお仕事の仕方でいいのだろうか?
フリーランスというと、その仕事に長けたスキルがある感じがするけれど、
後始末させるようじゃお話にならないでしょ。
たくさんのお仕事を掛け持ちするためには、十万馬力じゃないけど、
十人分やらなきゃ! という自覚と覚悟を持ってほしいところ。
考え方とこなす処理能力を持ってないと、お仕事先に迷惑をかけちゃうと思う。
年末なんだから、もうすぐ待ちに待ったホリデーだから、
最後には明るい話でもしたかったんだけど、つい老婆心が出てしまったわー。
ついでだから、読者の皆さんには
「目の前のことを確実に、正確に、速やかにこなしていく」ということを
肝に銘じてほしいです。
僕も日々このように自戒しながら、努力を続けて、来年も歩んでいきたいと思います。
では、また来年もよろしくお願いします。
ハッピーホリデー?