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Vol.99暇と毒

Vol.99暇と毒 コミュニケーション命!

2019.05.02

みなさん、こんにちは。植松晃士です。
なんと、次回で『暇と毒』は100回を迎えます。
長きにわたってご愛読いただいて光栄です。
毒を生み出しかねない暇をどうクリアするか。一緒に考えましょ。

さて、昨日より新元号となり、キラキラと輝く季節と時代の始まりですね。
その一方で五月病というのでしょうか、ボーっとしちゃう方々も出てきますね。
やっぱり春だから、ついつい眠くもなっちゃうし、
変化の速さについていけなくて置いてかれるのかもねー。

4月ともなると新たな場所でスタートを切る人も多いと思いますが、
贈る言葉としては「個性を大切に」。
個性が生きていないとキラキラできませんから。
個性がないとロボットと同じ! 
自分特有の個性というものをいかに出せるか、がテーマではないでしょうか。

「あの人、こういう人だから」と、個性を受け入れられてナンボ。
受け入れられないと個性が生かせるどころか、好かれないでしょ。
まずは受け入れてもらうことが第一歩。
そこから次のステップが踏み出せるんだと思うんです。

学生時代はお給料が発生しないし、全員が同じ環境にいるから
誰とでもお友達になったと思うんだけど、社会に出たらそういうわけにはいかない。
これからは仕事を通じて仲良くなった人がお友達になるんですよね。

ひとつご指南したいことは、まずは左右隣のデスクの人と
どれだけコミュニケーションがとれるかが大切になってきます。
それは小さな社会でも、大きな会社でも、そこから始めることが肝心。

もしも隣の人が自分とは相容れないようなイヤな人だとしても、
その攻略法を見つけなくちゃ! 
「この人ダメだ」と拒絶してフタをしてしまうと、次がないの。先に進めません。
隣の人に好かれなくてもいいから、せめて嫌われないようにするのが
社会で上手に生きていくコツ。そして、自分の個性を発揮できる一歩になるんですよね。

なにをどうしたらいいのか、まずは観察して。
最初はわからないかもしれないけれど、いずれ攻略法が見えてくるはず。
そのままスルーしていたら、やがて自分が孤立しちゃって、好かれない、個性もない、
やっかいな存在になってしまいます。

そして、お互いが「苦手」だと思っているばかりだと争いが勃発しちゃいますよね。
争いになれば勝つか、負けるか。
勝てば歴史が作れるけれど、負けたら葬り去られるのがオチ。
このご時勢、敵をつくらずに過ごせたほうがいいに決まっているでしょ? 
人生は立場が逆転することもあるからねー。
それがどこでどうなるのかは、誰にもわかりません。
今、左右隣のデスクの人とどういう関係なのか、ドキッとした人は考えてみて。

では、また次回お会いしましょ!

Writer Profile

植松晃士
植松晃士Koji Uematsu

アタッシェ・ドゥ・プレス(※)
ファッションプロデューサー
株式会社ヘルメット/株式会社アンソニーレッド 代表取締役
数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

※アタッシェ・ドゥ・プレス
ファッションブランド、ジュエリー、コスメ、ファッションビルなどのPRを手がけるほか、ブランドのPR、ブランドディレクション、企画アドバイス、イベント企画・運営などを行います

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