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Vol.105 暇と毒

Vol.105 暇と毒 占い、気になる?

2019.08.29

みなさん、こんにちは。植松晃士です。

さて、いきなりですけど、みなさんは占いを信じてます? 
占いに行くことはあるかしら?
科学が進歩してきてどんどんAI化の波がやってくるでしょう。
そんな新しい産業革命が起こりつつある中、スピリチュアルの世界ってなくならない。
そう思わない? 

個人的に、占いにはあまり興味ないんですけど、
毎日のようにどこかしこで占いって見るでしょ。雑誌でもテレビでも。
今日のラッキーアイテムはキャンディです! 
とか言われると「え?」と気になっちゃう(苦笑)。
信じてはいないけど、キャンディなんだーって思うよねぇ。

でもね、占いってエビデンスはないわけでしょ。
昔、西洋医学に対して東洋医学ってちょっとまやかしぽいというか、
本当に効くの?みたいなことがあった。
中国4000年の歴史を持つ漢方だって、
昔は半信半疑みたいな扱いだったけど、
今や科学でカラダにどういいのか証明されているもの。

占いはそういった証明が一切ない。でも、みんなが寄り添うというか、
より所にする理由は何なんだろう? 
占いの中でも、星占いはちょっと毛色が違って、
星の満ち欠けや月の引力って女性ホルモンと関係があったり、
潮の満ち干きや細胞の生まれ変わりとも関わったりしているから
なんとなく信憑性はあるけど。それでも、
人の運命を左右するだけの証明ってなされてないと思うんですよねー。

そんな占いを信じて疑わないファン、熱狂しているファンが存在し続けるって、
占いはそれだけ精神性を大切にしているってことで、
そういう意味ではすごいことだなぁって感心してます。
占いで心から一喜一憂できる人ってうらやましい。
個人的にはいまだに「?????」だから。
占いに心酔しちゃう、目に見えないもの、証明されていないものでも信じる、
というのはAI化が進んできた中で残された人間のかわいらしさなのかも。

それに、いろいろと自分のことを言われたら、
やっぱり占い師って魔法使いに見えるんだろうね。
夢を叶えてくれる人のように見えるんだと思う。

例えば透視だか霊視だかで見える人がいるでしょ。
あなたの部屋の隣はこうなってますね、とかって、
初めて会った人に目の前で言われたら、きっと「えっ?」と驚くと思うもの。
信じる人は、きっとこの人なら未来が見える!とかって思うんでしょうね。
そして、これからの未来もきっと精神的なものは残っていくんでしょうね。
占いは、夢のあるエンタテインメントであることは間違いなし。

では、また次回お会いしましょ!!

Writer Profile

植松晃士
植松晃士Koji Uematsu

アタッシェ・ドゥ・プレス(※)
ファッションプロデューサー
株式会社ヘルメット/株式会社アンソニーレッド 代表取締役
数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

※アタッシェ・ドゥ・プレス
ファッションブランド、ジュエリー、コスメ、ファッションビルなどのPRを手がけるほか、ブランドのPR、ブランドディレクション、企画アドバイス、イベント企画・運営などを行います

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