Vol.106 暇と毒 ニオイと香りのお付き合い。
2019.09.12
みなさん、こんにちは。植松晃士です。半世紀ほど人間活動していますが、本当に時の流れって速いですね。
来年はもう東京オリンピック開催! 楽しみですねー。
先日、お仕事で上海に行ったんですが、日本のように暑くて湿気が多くて大変でした。
さらに、上海って人口が多いでしょ。中国の中でも有数の観光地。
未来的な建築物が並んでいる一方で、昔ながらのヨーロッパ風の建物があったりして、
なかなか魅力的な街。しかも、昔から活気が変わらない。というより拡大してる!
まるで日本の竹下通りを思わせる混雑ぶりです。
「今日は何のお祭り?!」というくらい。
そして、観光地にはつきものですが、独特のニオイがありますね。
たくさんの人々が集まる場所にある、不思議なニオイ。
そういえば、東京にはそういう独特のニオイが減ったような気がします。
それは、制汗剤のクオリティが高くなったせいなのか、
洗剤や柔軟剤などの進化なのか……。
ただ、夏になると誰でもニオイって気になりますよね。
ワキガは疾患なので、しかるべき処置はしたほうがいいと思いますが、
加齢臭とかは頭から臭うと思うんですよねー。
自分のニオイってわかりづらいと思うので、くれぐれも気をつけたほうがいいです。
会社で働いているということは、誰かとコミュニケーションを取っているでしょ。
対相手がいるということは、ニオイもエチケットのひとつだと考えて。
いろいろ聞いてみると、実は朝シャワーをしない人って多いんですよね。
夜寝ている間に人間は汗をかくんです。8時間睡眠として、500mlくらい。
つまりコップ2杯半くらいですって! 多いときには1リットルだそう。
これって、かなりの量じゃない? そりゃ、枕やシーツもニオイます……。
なのに、そのままで会社に行くなんてありえない!
一日の汗や汚れを落とす夜のシャワーやお風呂は、自分のリフレッシュのため。
朝のシャワー(あるいはお風呂)は、他人のためのマナーだと考えて。
他人のためとはいえ、「あの人クサイ」と言われないイコール
結局は自分のためになりますから。
会社に行く間にも汗はかいていしまいます。
さすがに会社ではシャワーは浴びれないけれど、携帯できる汗ふきシートや
スプレーなどもあるから活用して。ニオイは人間が動物だっていう証拠でもあります。
それは本能だから仕方ない。でも、それを放置していたら動物と同じ。
そこは人間ですから、さまざまな文明の利器を使って対策しましょ。
そして、どうせニオイを放つならいい香りがいい! 衣類の柔軟剤などは個性がないし、
生活感を感じるから個人的にはおすすめしません。
ここはひとつ、自分の好みの香水を見つけるのがいいと思います。香水も奥が深いもの。
フローラルやスパイシー、エキゾチックなどたくさんありますから、
いくつか試してみては? 他の人に「いい香り」と褒められたら、それが正解。
あなたの香りとなって長いおつきあいとなるかもですね。
では、また次回お会いしましょ!!