Vol.108 暇と毒 植松式社会的ご法度 その1
2019.11.13
みなさん、こんにちは。植松晃士です。台風被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
まだまだ不安定な天気が続きそうですから、みなさんもくれぐれもお気をつけて。
さて。今回は2回に渡って、植松式社会的ご法度についてお送りしたいと思います。
読者の方々におかれましては、日々お仕事をがんばっていると思いますが、
社会で生きる上であらゆるルールが存在します。
気づいていなくても、社会的、人間的、会社的ルールがおのずと存在しているものです。
僕も四半世紀近く社会生活を送っているわけですが、常々大切にしているルールがあります。
ルールというか、禁忌というのかしら。ビジネス上のご法度と思われること。
もちろん、それが万人共通で正しいのか、それは判りませんが、
あれれ?と疑問に思う「3大ご法度」を挙げていきますね。
まずは、時間。
折に触れてお話していることではありますが、時間泥棒。これはよろしくない!
みんながみんな、忙しい中で調整してわざわざ待ち合わせしているというのに、
時間を守れない。これはご法度ではないでしょうか。
例えば10分でも遅れるとします。遅れないように
10分前から待機していた人にとっては、20分の遅れとなるわけ。
そして、遅刻した人を待たずに打ち合わせがスタートするとしたら、
遅れてきた人のために再度同じ話をしなくちゃいけない、聞かなくちゃいけなくなるわけ。
それってムダじゃない?
道が混んでいましたとか、タクシーがつかまらなかった、とかいろいろな言い訳をなさるんです。
だけど、車で来てともタクシーで来てともお願いしてないの。それはその人の勝手でしょ。
なのに、その理由がまかり通ると思っていることに、僕はいつも疑問を感じてます。
江戸時代のマナーでは罪になった、と言われてます。
だって、他人の大切な時間を盗むんですから。
これは、現代でも僕はご法度だと思ってます。
お互いのために公私共に、くれぐれも決められた時間は大切にしましょう。
次に、ドレスコード。
みなさんはお仕事の際に何をお召しになって行きますか。
もちろん制服がある方もいるでしょうけれど、
やはりオフィスにふさわしい格好をしていると思います。
社会生活においては、TPOを考えたドレスコードが必要です。
行く先々で、お会いする方、シチュエーション、時間帯。
それらをかんがみて装いとメイクを考えるのが、大人としての常識です。
お仕事において世界観を共通できないと、スムーズに話が進みませんから。
業界によって、それらは違うと思いますが、例えば美容業界。
大手の会社なら、僕は少しコンサバでクラシカルな感じを心がけてます。
ファッション業界なら、トレンド感のある、エッジのきいたお洋服にします。
また、ジュエリーブランドの方々と会う時は、そのブランドの製品を必ず身につけます。
初対面同士ならさらに見た目は重要ですから、その場の雰囲気を合わせることで
共通項ができてお互いの信頼にもなりますよね。
例えば、コンサバな会社なのに、すごくカジュアルな装いで行くとあきらかに場違いだし、
「え? 大丈夫?」ってことになりかねません。
仕事においては、ドレスコードを間違えるとご法度になる場合もあるんです。
そして、僕が一番「禁忌」だと思っていること。
それは次回お話します! 楽しみにしていて!
では、また次回お会いしましょ!!